こどもの国牧場スタッフが不定期で
一言日記を更新していきます。
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2013/07/19
小さいお友達
つい先日、牛さん達のお家の屋根の下に子スズメさんがいました~
どうやら元気に巣立ちをした様なのですが、まだ上手に飛ぶ事が
できずにお母さんとはぐれてしまったみたいでした。
作業車の通り道だったので、踏まれては大変!と、とりあえず保護をしてポニー牧場へ連れて行き、ポニーのリンくんにご挨拶です。
フゴフゴと、あまり接する機会のないスズメさんに興味津々・・
ところが、スズメさんが元気に「チュン!」と鳴くとびっくり
仰天のリンくん。
スズメさんより、体はとっても大きいのに・・・
落ち着いてからは、スズメさんが鞍の上に乗っても大人しくしてくれていました。
この子スズメさんは、その日の夕方、保護をした場所に連れて行くと、ちゃんとお母さんが待っていて、仲良く飛ぶ練習をしながら林へ帰っていきました。
親子の絆は深いのですね。
2013/07/04
育成舎
牧場の大きな牛のいる放牧地の奥に緑色の屋根をした木造の小屋があります。そこは、生後半年?1年までの若牛が住む「育成舎」という建物です。
外見は人が住んでいるような家にみえますが、それもそのはず30年以上前までは牧場の職員が住んでいるれっきとした人間用の住宅でした。その後、職員が引っ越した際に、畳をはがし、床にコンクリートを流して、現在の建物になりました。
育成舎は、牛舎から少し離れた位置にあります。哺育園にいた仔牛が大きくなって、育成舎へ引っ越すと、最初のうちは寂しいのか一日中「もーもー」と鳴き続けます。しばらくすると落ち着いて、裏にある原っぱで駆け回り、生えている草やごはんをいっぱい食べて立派なお母さん牛になる為の準備をします。
残念ながら一般の方が育成舎の中に入って見る事は出来ません。ただ、運が良ければ原っぱで遊んでいる姿を少し離れたところから見る事が出来るかも知れませんよ?